アオギリの種子の製作
目的
アオギリの種子の模型を製作し、その構造により速い回転と
ゆっくりとした落下になり、遠くへの散布にどのように寄与しているか研究する。
材料
作り方

図のように、スチレンシートを切り取る。

両面テープで貼り合わせて舟の形に整形する。

落下時にうまく回転するよう、おもりの位置や数を工夫して両面テープで固定する。
飛ばし方

おもりの反対側の一端を持ち、高くほうり上げる。
うまく回転するように、おもりの数や位置を調節する。
羽根の形や大きさを変更するのも良い。
安定した回転とゆっくりとした落下をめざそう。
参考
アオギリの果実は偏心構造をとり、重心が一方の端に偏っている。
果皮でできた舟の底を中心として回転する。
種子が多いと遠くへ飛びにくく、種子が1、2個に減って遠くへ飛ぶものも多い。
また、丈夫な舟型構造であり、川の流れに乗って散布することもある。