ニワウルシの種子の製作

目的

ニワウルシの種子の模型を製作し、その構造が安定した高速スピン(長い軸の周りの自転)と、
ゆっくりとした落下になり、遠くへの散布にどのように寄与しているか研究する。


材料

  • 型紙(右記より型紙pdfをダウンロードできます)
  • スチレンシート(10cm×3cm×0.5mm)
  • おもり(丸いゴムシートや厚紙)
  • 両面テープ
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    作り方

    図のように、スチレンシートを切り取る。

    おもりを翼の中央に両面テープで固定する。

    翼の一端を90°ひねる。

    飛ばし方

    翼の一端を持ち、ほうり上げる。
    うまく回転するように、おもりの大きさや重さを調節する。

    参考

    ニワウルシは、直径5ミリの種子の周囲に5cmほどの長細い翼がついている。
    秋になって樹上で乾燥すると重さは5分の1ほどに軽くなる。
    果実の翼は平面ではなく、ややねじれており、激しく長軸の周りをスピン回転しながら落下する。
    このニワウルシの種子は風散布で、秋の木枯らしに乗って、かなり遠くまで飛んで行く。