アメリカセンダングサ(学名:Bidens frondosa

茎 : 切り口は四角形になり、表面の色は暗紫色で、ほとんど毛がない。
葉 : 対生するが、茎の上方では互生することもある。
無毛で3~5個の小葉に分かれ、小葉は大きさの揃った鋸歯をもつ。
花 : 花期は9月~10月。黄色の頭花をつける。
6~12個の頭花の経より長い総苞片をもつ。
花は筒状で、黄色の管状花が中心に密生し、外側には白や黄色の舌状花がある。
果実 : 扁平であり、先に向かって幅が広くなる。
先には2本のトゲがあり、下向きのかぎ状の剛毛が表面にある。

どんな植物なの?

北アメリカ原産で、日本では北海道を除く日本各地に分布します。
道端や空き地、湿り気のある荒れ地などに生えています。

葉は裂けて複葉になるのが特徴です。
(キク科 一年草)


種の旅の特徴

一般的に「ひっつきむし」と呼ばれるものの一つで、2本の大きなトゲとさらに小さくて細かい逆さ向きのトゲをたくさん持ち、動物やヒトの衣服に引っ掛けて旅をします。

このトゲは刺さるとなかなか抜けません。また引っ掛ける以外に、水に流されても旅をすることができます。