カラスノエンドウ(学名:Vicia sativa

花 : 花期は3~6月で、エンドウに似た小型の紅紫色の蝶形の花を付ける。
葉 : 葉は8枚~16枚で、先端が3つに分かれた巻きひげ状。
果実 : さやが一つの心皮で果実を作り、その中央が折れている。

どんな植物なの?

原産地はオリエントから地中海。日当たりのよい道端や野原などに生えます。

背丈は大きいもので1.5m程になります。
巻きひげがあり、近くのものに絡みつくこともありますが、大体は直立します。
(マメ科 越年草)

種の旅の特徴

熟すと黒くなって、晴天の日にさやが左右に分かれて裂開し、反対方向にひねって分かれる勢いで、中の種子を激しくはじき出して飛散させます。

これは、乾燥することで内部が緊張状態になり、限界を越すと、さやがはじけて丸くなることで中の種子をはじき出すのです。